2010年から日本の人口は減少しはじめ少子高齢化が進み、労働人口が減少しています。
今後さらに採用は、難しくなっていきます。
【目次】
採用コストについて
採用コスト率=採用コスト ÷ 売上高 × 100%
タウン誌にスタッフ募集広告をのせるのに1回当たり10万円かかるとします。
例えば、年間売上高6000万円(月平均500万円)のお店でスタッフが定着しないために2ヶ月に1度で求人広告を出すとします。
すると採用コストは、年間60万円(10万円 × 6万円)になり、採用コストは、1%になります。(60万円 ÷ 6000万円 × 100%)
採用コスト率1%という数字は、あり得ない数字ではありません。毎週同じ会社の求人広告がでているケースも多い。
この採用コストと密に関連してくるのが離職者数(辞めるスタッフの人数)と離職率です。
離職率が高くなると補充採用のためにコストは増えます。
利益に直接悪影響を与えるのはもちろんですが、それ以下でもスタッフの入れ替えによりサービスの質の低下など様々な問題を引き起こします。
リクルートの6STEP
人を活かす仕組みにおいてパート・アルバイトの採用活動のことを「リクルート」と呼びます。
リクルート活動には6つのステップがあり、これはステップ①からはじめて、そのステップが終わらない限り、次のステップへは進んではいけないとされている。よくある求人広告に載せるのは、新規オープンを除いて最終の段階となります。以下がリクルートの6STEPです。
STEP① 店舗イメージ(一緒に働きたい環境づくり、受け入れ態勢、アピアランス)
STEP②紹介制度(友人紹介制度)
STEP③お客様からの採用(店舗内に募集の訴求活動)
STEP④コミュニティーグループとの個人的コンタクト(店舗内に募集の訴求活動、店舗周辺に掲出)
STEP⑤コミュニティーへの告知(新聞折り込み、ポスティング)
STEP⑥商圏内プログラム(求人広告)
すぐに求人広告を出すのではなくまずは、STEP①からしっかり実施して下さい。
店舗の受け入れ体制ができていないと結局、離職率が高くなり、悪循環になります。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。 それでは、また!!