こんにちは、はんたんです。
店長は、
『言うべき時に言うべき相手に言うべき事』
を言えないといけない。
アルバイトスタッフに優しくするばかりではなく、相手の気分を害する事でも、当然間違った行動や発言に対しては厳しく指導しないといけない。
たとえ、今は伝わらなくてもいつか必ず伝わる日がくる。やるべき事を信じて繰り返し繰り返し伝え続ける事です。
一定のビジッとした関係は大切だ。
でも、人は誰でも皆から好かれたいと思っているし、学校でも親からも皆と仲良くしなさいとずっと教わってきた。口でいうのは簡単だが、それは非常に難しいことです。
人が、10人いれば10人全員から好かれることはありえないし、10人全員を好きになれるはずもない。すべての人と仲良くできればそれが一番いいのだが、現実的には不可能です。
人は、完璧な理想を求めすぎたり欲張りすぎるから苦しくなります。
多くの人から好かれるようなトクな性格
店長の仕事をする上では、個人的な感情はひとまずおいておいて、嫌いな人とも波風を立てずに付き合うという、使い分けが要求されることは正直あります。
たとえば、嫌なアルバイトスタッフがいても一緒に働いている時間だけは店長の役割を演じるというふうに、割り切って仕事をしないといけない。それができなければ、ここが嫌だと正直にいってお互いに歩み寄る努力をすべきだと思う。
上司と部下の関係、アルバイトスタッフや同僚の間柄というように職場での人付き合いは、さまざまな形があります。その中でも、トクする性格とソンする性格というものがあります。ただ、人付き合いは、自分と他人との相互的な関係で成り立つものだから、トクな性格の人だからといって、誰とでも上手に人付き合いができるとは言えません。しかし、多くの人に好かれるトクな性格と逆に好かれないソンな性格を分けることはできる。
では、あなたはどちらのタイプの人間でしょうか!?
たとえば、あなたがソンな性格の持ち主だったとしてもすぐに自分の性格を変えることは基本的にはできない。
しかし、ここで大切なことは、
『性格というものは自分次第で変えることができる』
ということを自覚することです。
アドラーは、『人の性格は、普段の行動習慣と考え方のクセの積み重ねによってできている』と述べています。
つまり、普段の行動習慣や考え方のクセを変えることによって性格も変えることができるという意味です。
アドラー心理学の大切な教えとして
①行動習慣を変える
②考え方のクセを変える
この2つのことを心掛けることによって、自分の性格を変えることができるのです。
『好き嫌いの激しい性格の自分』を抜け出して、『誰とでもうまく付き合っていける自分』に生まれ変わることができるのです。
好き嫌いには3つの要素がある
『好き』『嫌い』の感情をどうコントロールするのか!?
好き嫌いは心理学的には単なる感情の問題ではなく特定の人に対する態度や愛情を意味している。好き嫌いの気持ちはそう簡単には変わることはありません。
【好き嫌いの3つの要素】
①「親和と依存」
一緒にいて話をしたいと思ったり困ったときには頼りにできると思ったりすることである。
「好きな人と一緒にいるだけで楽しいとか好きな人には何でも話せる」という心理がある。嫌いな人に対してこれとは反対の気持ちを持つことになる。
②「援助の気持ち」
無償で手助けをすることである。「好きな人のためなら自分は何でもする」という心理です。
③「独占と熱中」
相手を独占したいという気持ちと無条件で相手の言動に従いたいと思うことをさす。
「私だけに関心を持ってもらいたい」とか「あの人のいうことには何でも従う」という心理です。
ここで説明した「好き」はLIKEのことであり、男女間のLOVEとは区別して考えられる。好き嫌いの気持ちをコントロールするのは難しい。
嫌いな人を心から好きにと合理化して好意的なふるまいをすることはできるだろう。
簡単にあの人嫌いと背を向けるのではなく、どうすればうまく付き合っていくことできるのかを考えていくことで自身の成長へとつながっていくことができる。
世の中は、合わない事だらけです。
『合わせていくことが人生です』
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは、また!!