こんにちは、はんたんです。
今日は、過去は変えることはできないという事について書いていきたいと思います。
【目次】
終わったことは、終わったこと!!
会社の情報システム担当の話
この社員は、あまり仕事をするのが好きではなくミスもちょこちょこあります。
新商品の販売初日にレジの登録ミスが何点かあり、よくPOSデータの修正をすることがあります。
値段が違ったりするとお客様にも迷惑がかるので正直困ることも多いです。
何度もあり私もこれ以上は我慢できないということがあり、先日直接本人に言いたいと思い電話しました。
私:〇〇のクーポンの値段が違うんだけど、、、
システム:ホントですね。
私:よくミスがあるんだけどなんで?
システム:修正してデーター送信します。
私:クーポン利用のお客様はどうするの?
システム:10分後にはデーターが反映するのでもう一度再起動させればなおります。
淡々と返答されて少しイライラしてしまったのですが、電話を切ってから少し冷静に考えてみると、なんて無駄な時間を使ったんだとすごく反省しました。
なぜ反省したかというと
私は、『過去のかえれない事をグチグチ言っていることに気付かされたからです。』
私が言っていた事はすべて『過去の話』。もう今の話ではない。だから言った所で何もかわらないし時間の無駄だ。
しかし、システム担当は、もう未来の話をしている。これからどうしていくかという話だけです。だから、どちらが生産性が高いかというとシステム担当だということは明らかだ。
原因は問わない!!
アドラー心理学の考え方の1つに、「原因を問わない」というものがあります。
たとえば、物理学や化学では、「なぜこのような結果になったのか。この現象の原因は
何か」ということを追究することが重要な要素となっています。
しかし、アドラー心理学では違います。
下手に原因追及を始めると、人生の大切な目的を見失うことになるのです。そのために生きる意欲を失っていくことになりがちなのです。
だから、アドラーは、『原因を問うのではない、解決策を見つけ出すことに全力を傾けるべきだ』と主張している。
例えば、友達と喧嘩したとします。
お互いに「あなたがそういうことを言うから喧嘩になったんだ」「違う。あなたの言い方が悪いから喧嘩になったんだ」と言い合います。
しかし、そんなふうに喧嘩になった『原因』を追究し合っていても全く無意味です。
喧嘩がますます激しくなっていって、最終的に「もうあなたとは絶交だ!!」ということになるだけだ。
この時に大切なのは、「喧嘩になった原因を追究する」ことではなく、「どうすれば仲直りできるか。どうすれば今後もいい関係でいれるかといった解決策を見つ出す」ことなのです。
つまり、
過去より未来を重視するのです。
どんなに仲のいい、愛し合う関係でも、時には喧嘩になることもあります。
その時大切なのは、「原因追及よりも、解決策を見つけ出す」ということです。
そのように心掛けることで、人生はずっと生産的なものになります。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた!!