新人店長のための店長育成(起業家)マニュアル

新人店長が壁にぶつかりながらも、1年後に起業家マインドが身に付くブログ!!

誰でもできる100%売上を上げる方法

今日のブログのタイトル

 

『誰でもできる100%売上を上げる方法』

 

www.hantan2020.com

 

 

 って書いてあったらどんな方法なんだと是非教えてほしいと思うと思います。このような魅力的に感じる内容をよくインターネットやメルマガで見かけます。

 

私も店長をしているのでお店の売上を上げるために日々努力していますが、なかなか思うように売上が伸びず壁にぶち当たって苦しんでいる時に「誰でもできる100%売上を上げる方法」なんてあれば知りたい!!って思ってしまいます。

 

でも、それは「ちょっと危険!?かもしれませんね」ってことを今日は書いていきます。

 

 

本当にこの情報は必要なのか!?

 

頑張らなくても売上が上がる方法があれば是非、教えてほしくないですか!?

 

私はもし本当にあるなら知りたいのが本音です。

 

実際にすごく気になりますし素直な人であれば疑うこともあまりしないので

「えっマジで!?」となって、高額の商品を購入してしまうこともあると思います。

 

今日、私が言いたいことは、「こんなことに騙されないで~!!」や「もっと慎重に選びましょう!!」といったことを言いたいわけではありません。

 

中には本当に素晴らしものもあるし、それで人のお役に立っているコンサルタントもたくさんいると思います。

私も参考になりそうな人のメルマガに登録したり、教材を購入したこともあります。

 

それに、自分1人でなんとかしていこうとせずにその道の専門家の力を使っていくこともとても大切なことだと思います。

 

 

現代社会は情報が多すぎる

 

今は、インターネットで調べればなんでも簡単に情報を手に入れることができます。

でも、この便利になったことで多くの人は、

 

経験する ⇒ やってみる ⇒ 実験する

 

という流れをしなくてもよくなってしまっているように思います。

 

でも、これは、店長としてお店を経営していくには絶対に必要なプロセスです。

 

なぜなら、最初から100%うまくいくことはないし、がんばらなくても売上を上げる方法もこの世の中に存在しません。

 

大切なことは、インターネットで正解を探すのではなく、

自分の成功パターンを見つける事です。(こうすれば結果ができるというパターン)

そして、それを磨いて伸ばしていくことです。

 

これは、「経験する⇒やってみる⇒実験する」その中から生み出されます。

 

だから、もし自分の成功パターンや自分にあったやり方がわからないのであれば、まずは色々やってみて経験することが何よりも大切です。

 

最後に

 

情報化社会となり、誰でもどんな情報でも簡単に一瞬で手に入れることができる時代になりました。

情報ばかり意識してそれに振り回されるとどうなるでしょうか?

自分はどう思うのか!?よりも何が正しいのか!?そればかり考えるようになったり、インターネットで手に入れて、評判とか、噂をうのみにして自分は何も行動していないのにさも行動したかのように満足してそれで終了になる。

 

経営で考えると

売上が伸びない、集客が伸びない、安定しないなどの原因は、情報が足りていなかったり、まだほかに知らない情報が世の中に埋もれているわけではない。

 

そんなことがほとんどのように思います。

 

スティーブジョブズの名言にこのような言葉があります。

 

「やらない事を決める」それが経営!!

 

たくさんの情報にあふれている時代に

「不要なものをいかに捨てるか!?」

 

今、必要ではない9割を捨てて、今重要なことに集中して安定的な成果を上げて

いけるように頑張っていきましょう!!

 

ネットで「正解を探せば探すほど動きはとまります!!」

失敗をおそれずどんどん目の前の課題をクリアできるようにチャレンジしてそれを修正していけばいずれ自分の成功パターンが出来上がります!!

 

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた!!

 

店長として決して忘れてはいけないこと

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こんにちは、はんたんです。

@hantan2020 

 

このブログは、新人店長やリーダーをしている人が壁にぶつかった時に何か役立つ情報を提供していければという思いで始めました。

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私は、たくさんある店長の仕事の中で一番大切な事は、部下にビジョン(具体的な計画)を語れるかだと思っています。

これができている店長はなかなかいないように思います。

 

店長は、オペレーションスキルやピープルスキルが、当然高い方がいいが「ビジョンがない店長」は所詮リーダーではなく、店番しているだけのアルバイトと同じだと思います。

 

今日は、「店長として決して忘れてはいけないこと」についていつもより少し熱く書いていきます。

 

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【目次】  

 

店長のマネジメント技術

 

店長にとっての最大のテーマは、いかにたくさんのお客様に支持されるお店にするか、ということです。

そのために、トップの思想、経営方針を部下を通じてお店の中に具現化しなければならない。

 しかし、実際の営業は、部下やアルバイトスタッフがするのだ。肝心なのはここです。

つまり、部下を訓練し、適正な人員配置をおこなう技術が店長にとって必須の技術であることはいうまでもないが、何よりも大事なのは、部下の意欲をかきたてる技術なのです。

店長のマネジメント技術はここに集約されていると思います。

 

 

ビジョンがなければ本当のやる気は起らない

 

どうすれば部下はやる気になるのか?
 
一言でいえば、確固としたビジョンを示せることが最大の条件だと私は思っています。
ビジョンとは将来の見通し、未来像です。単なる夢や予定ではありません。
何年後にこういう姿になっているという、具体的な計画だ。
人間が仕事に意欲をもって取り組めるのは、このビジョンが明確なときです。よく先のことなどわからない、という人がいますが、そういう人が真剣に仕事に取り組んでいることは、まずあり得ない。
今が大事だ、などというかもしれないが、実際は場当たり的な仕事になっているだけです。
どうなりたいのかという、目標も計画もないのだから当然です。
目標がなければ、人間は成長しない。
 
これは、お店=会社も同じことです。
企業にとって経営理念と長期的戦略が大切なのは、それなくしてビジョンをもてないからだ。5年後、10年後にどんな会社になりたいか、という具体的な目標がなければ、お店の将来像など見えてこない。
そんなお店では、あなただって本当のやる気は起きないはずです。こんなお店に勤めていていいのだろうか、自分の将来はどうなるのだろうと、不安に駆られるに違いない。ビジョンのないお店では、部下も不安になっているはずです。
 
 

 

繁盛の源は従業員のパワーだ

 
よく経営理念や長期経営計画で「従業員の幸せを築く」と謳っている会社は少なくない。もちろん人間として従業員の幸せを願うのは当たり前のことです。
 
しかし、一口に幸せといっても、その条件は人それぞれ違います。
そこで、会社として最低限実現してあげることのできる、また実現しなければならない「幸せ」を考えてみよう。というよりむしろ、「幸せ」のための条件といったほうが適切かもしれませんが、それは待遇改善です。
待遇にもいろいろ要素があるが、一般には、給与、労働時間、福利厚生、そして労働環境の4つが主な要素とされている。
では、これらを改善するには何が必要かというとそれは、お金です。
従業員に十分な待遇を与え続けていくには、会社にお金がなければならない。
そのためにはまず、お店が繁盛するとともに十分な収益をもち、なおかつ会社としての安定性と成長性を有していなければならない。そして、その繁盛を実現するパワーの源は、ほかならぬ従業員なのです。もちろん、会社として財務戦略の裏付けがなければ成り立たないわけだが、ここで大事なことは、みんなの幸せを実現するためのビジョンがあるということ、そして、そのビジョンをあなたが、部下に語ることができるかということです。
 
 

店長として決して忘れてはいけないこと

 

 店長には強いリーダーシップが求められるが、リーダーシップとは、たんに部下に命令し、動かすことだけではない。部下に信頼されてはじめて、本当のリーダーシップが確立されます。そして、その信頼が生まれるのは、部下が、自分たちが幸せになれるという確信をもてるときである。

 

もちろん、会社としてのビジョンは、トップが策定するものだ。しかし、それを現場の人たちに直接語りかけることができるのは、店長だけです。

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは、また!!

 

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無駄に悩んで、自分を苦しめないで下さい。

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こんにちは、はんたんです。@hantan2020 

 

チームの輪を乱す行動、発言をする者、お金、商品を盗んだりする者など人としてどうなの??っていう人は、正直います。

 

そういう周りにいい影響を与えない、腐ったみかんのような人が、お店いると店長のストレスがどんどん溜まっていく。

 

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『人生のあらゆる問題は、人間関係の悩みである』

とアドラー心理学で言われている。

 

店長の悩みは、ほぼ人間関係です。スタッフがいない、シフトに全然入ってくれない、スタッフ同士の仲が悪いなどすべて人の悩みです。人の悩みさえなければ店長の仕事ほど楽な仕事はないと思います。

 

今日は、『無駄に悩んで、自分を苦しめない方法』について書いていきたいと思います。

 

 

 

悩みを作らない方法

 

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そもそもイライラ、モヤモヤを心に生じさせないことが一番です。

では、その為にどうすればいいのか!?

『判断』をしないことです!!

 

 

人が悩むのは『判断』をしているからです。

例えば、他人とトラブルになった時『あの人は間違っている!!』と考えること。これは判断しています。

自分の職場で『あの人は好き』『あの人は嫌い』など好き嫌いを作ること。これもまさに判断です。

なぜ、人は、このような判断をしてしまうのかというと『その方が心地よい』からです。確かに楽です。決めつけてしまえば、理解する努力、わかり合う努力をする必要はない。暴力も同じ言葉で理解し合う努力を放棄して力で押さえつける。原始的でレベルの低いコミュニケーションです。

人間は、自分が納得できないことがあるとき、面倒だから、楽だから勝手に人を『判断』して終わらせてしまう。

 

お店でもよくある事ですが、『あの店長は正しくない』と判断をした後は、アルバイトスタッフは、その判断を他のアルバイトスタッフに話して味方を得ようとします。

『あの店長からこんなことされた』『私はかわいそう』『あの店長はひどい』という話をして他者から共感を得ることで、自分が間違っていないと認められると心地が良くなります。これには、麻薬的な中毒性があります。

その結果、気が付くと毎日何かを『判断』しまくっている状態になります。

『判断し過ぎている』ことこそが、人生に悩みを作っています。

判断というのは、一人の人の『解釈』にすぎない。

世の中に絶対的に正しいことなど存在しません。価値観というのは時代ともに変わります。『正しい、正しくない』という判断は、世の中の真実ではなく1人の解釈です。

例えば、高圧的な態度をとってくる大嫌いな店長がいるとします。自分がその人を大嫌いだったとしても、そんな怖い体育会系の店長と相性が良い人だったら、その人からは良い店長に見えます。

絶対的に正しいことなんてないのに、「あの人は正し、正しくない」と判断していくこと自体が、無意味なことです。好き嫌いも同じです。

好き=その存在を肯定すること、すなわち正しいとすること

嫌い=存在を否定すること、すなわち正しくないとすること

判断をすればするほど、自分の中に持つ必要のない執着が生まれて悩みが増えます。

悩みを作らないために重要なのは、人生において極力『判断しない』ことです。

当然判断をしないといけない場面もあります。何も決めないと選択できないないですから、判断して良い場面としてその判断が自分にとって有益な時です。

世の中の多くの人は、『正しい、正しくない』と議論をしてるかもしれません。でもそれにあなたが乗らないようにしましょう。

自分にとって有益ではない情報は、出来る限り頭に入れないことがベストです。

あと自分に対する判断も極力減らすことです。

自分は、ブサイク、頭が悪いだとか、ネガティブなことはもちろん、美人、イケメン、頭が良い、ポジティブなことも判断してはいけない。悩みを生む執着につながるからです。

自分は頭がよくなくてはいけない、強い自分への評価をもっているとたまたまテストの点が取れなかった時にものすごく悩むことになる。

とにかく判断は最小限にして、自分にとって本当に有益なのか見定めるようにしましょう。

 

『判断を減らす』ためのベストアクション

 

判断しないために重要なのは

 

人は人、自分は自分と割り切ることです!!

 

『人は人』って言葉づかいだと、つい悪い人を我慢するってニュアンスになってしまいます。

『みんなちがって、みんないい』が一番良い。

みんな個性です。それでいいのです。常にそう考えるようにすると判断することが減ります。

  

人間は、中々成果がでなかったり、思い通りにならない事があると焦ったり、不安がやってきます。

 

その時に多くの人は、

「行動が止まる」ことが多い。

 

しかし、思考停止のゾンビ状態になってはいけない。

 

あなたが変わろうとすればするほど、進化しようとすればするほど、あなたの陰口、嫉妬、愚痴を言われるようになります。

 

ブッタが言うには、こういう人に反応するのは、無駄な反応であると説いています。

ブッタは、普通の人なら怒って言い返してしまうような言葉を投げかけられても「無反応」でを貫きました。

 

それはなぜか?

 

人生の目的は、「苦しみのない心」と説いているからです。

 

仏教で、勝利とは相手に勝つことではなく、負のエネルギーを放つ人に反応しないことである。

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた!!

 

 

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『自信がない』から大きくなれる!!

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@hantan2020 

 

次の項目の中で、自分に当てはまると思うものをチェックして下さい。

 

①グループで話す時は、自分が話題の中心になることが多い

②相手によって、高飛車に出ることがある

③よく自慢話をする

④感情的になって怒鳴ってしまうことがある

⑤奇抜な服装をすることがある

⑥自分より立場の弱い人には強気で指図することがある

⑦他の人より大声で笑う

⑧相手をさえぎって、自分が話をすることがある

⑨相手を無視するように、目をそらすことがある

⑩相手が有名人だとわかると思わず丁重になる

 

 

このテストは、劣等コンプレックスの裏返しである優越コンプレックスをチェックするものです。

これら10項目のうち、6項目以上にチェックをつけた人は、優越コンプレックスが強いと言えます。劣等コンプレックスの強い人は、それを過剰に補おうとして、逆に優越コンプレックスを持ちやすいと言われています。

このように劣等感の強い人が、逆に優越コンプレックスを持つことを防御的攻勢という。これは、見せかけだけの優越感を持つことによって、自分の劣等感を隠そうとすることから生まれるものです。

 

優越コンプレックの強い人の特徴

優越コンプレックスの強い人には、次のような特徴があります。

 

①自己顕示的で、尊大な態度を示す

②自慢したり、怒鳴りちらしたり、がみがみ口うるさくいったりする

③珍奇な服装をして、他人の注目を浴びようとする

④他人のあら探しをしたり、自分より弱い立場の人(地位の低い人や病人など)に支配的な態度をとる

⑤有名人に媚びへつたう

⑥必要以上に大声で笑う

⑦相手を無視するように目をそらしたり、相手の話を聞こうとしなかったりする

 

こうした優越コンプレックスを持つ人は、自分の優越感を持つこと自体は、発達や発展のエネルギー源になる。しかし、単に劣等感を隠すための優越感であれば、相手に不快感を与えるだけで、何のプラスにもならない。

さきのテストで優越コンプレックスの得点が高かった人は、たとえ「自分には劣等感がない」と思っているとしても、何か思い当たるものがあるはずです。1人になった時、自分の劣等感を思いつくままにメモに書き出してみて下さい。

自分がこれまでに気付かなかった深層心理をのぞくことができた時、新しい自分を発見することができるのだろう。

  

『できないこと』があるから大きくなれる

 

『人間であるということは、自分が劣等であると感じることである』

 

これはウィーン生まれの精神分析者アドラーの言葉です。

 

劣等感とは、自分の欠点、弱点、無力などを意識した時の感情的な反応です。

 

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自分の劣等感をはっきりと把握して、それを冷静に受け止めている人は、人間味があり、他人に対して優しくふるまうことができる。いわば、「劣等感がよりよい人格を育てる」と考えることができるわけです。

たとえば、子供は、「体が小さく、能力も劣り、不器用です。親に依存しており、独立していない」という劣等感を持っている。しかし、子供は、こうした劣等感を1つずつ減らそうと努力する。言い換えれば、こうした劣等感が、子供の「早く、大人になりたい」との意欲をかきたてることになる。同じように、上司や同僚と比べ、「自分は何もできない子供同然だ」と劣等感を持つ人は、「早く一人前になりたい」との意欲に燃える。

冒頭の言葉は、「私たちが自分の劣等感に気づき、それが自分の成長の推進力になるように努めることが自分らしい生き方である」ということを教えてくれる。

たとえば、古代アテネの物語のなかに、「吃音だったデモステネスという人物は、この劣等感を跳ね返す努力をしたのでギリシャ第一の雄弁家になった」っという逸話がある。

これは古い話だが、劣等感を克服することの大切さがわかる。これとは逆に劣等感を克服しようと意欲がわいてこないだろう。そうなれば人間として成長することのできる絶好のチャンスを失ってしまうことになる。

劣等感は、学歴、職歴、能力、容姿、家柄など、あらゆる場面で生じる。こうした劣等感がもたらす障壁を克服する努力をしないで、自分の劣等感をごまかしたり、隠したり、逆に「自分はすぐれている」と無理やり納得しようとしたりする人がいる。

このような人は、無意識の部分で劣等コンプレックスを持つようになる。こうしたコンプレックスに惑わされないように、日ごろから、自分の立場や能力などを客観的に、合理的に把握しておく必要があるだろう。みずからが向上するために起爆剤として、自分の劣等感を利用したいものです。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた

 

 

 

 

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『やりたいことがわからない』

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@hantan2020 

やりたいことがわからない

『もっと自分にふさわしい仕事や生き方があるに違いない』との思いにとらわれ、たいした理由もなく、転職を繰り返す人がいる。

 

最近では、転職をすることは当たり前の時代となったが、昔はこういうはっきりした目標や展望がないにもかかわらず、むやみに転職を繰り返す現象のことを『青い鳥症候群』と呼んでいた。

 

メーテルリングが書いた『青い鳥』に出てくるチルチルとミチルは、幸せの青い鳥を求めてあちらこちらをさまよい歩く。しかし、最後に、探し求めていた鳥が自分たちの鳥かごにいることに気づくのだ。

この話から青い鳥症候群には次の5つのような特徴がある。

 

①協調性に欠け、思いやりが薄い

②なんでも自分の思い通りになるという幼児性が残っている

③礼儀や常識をわきまえない

④忍耐力が乏しい

⑤機転がきかないので、動揺しやすい

 

 

このような人達は、子供の時に友達や兄弟と衝突した経験が少ない、また、母親との関係が機密すぎて自立性が育っていないと考えられている。

退職願望者があげていた、上司や同僚との人間関係のトラブル、仕事に対する不満などの理由は、青い鳥症候群の若者たちの自己中心的で、幼児的な態度と無関係ではないと思われる。

 

やる気のある奴は去れ!!

 

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 やる気のある奴は、もの事の中心しか見ていない。

面白い事は、その周辺にある。

ちょっと外れたり、ちょっとズレたり、それに気がつかない。

やる気のある奴は、視野が狭くなるんです。

 

店長の仕事でも、『もうやる気満々です』という時ほど周りが見えていない事が多い。

アルバイトスタッフを見て、その店のアルバイトスタッフに応じて指導方法もかえないといけないが、『俺のいう通りにやればよくなる』『さあ、ついてこい』というのもすごく暑苦しくなる。

やる気っていうのは、そういうものではない。

 

この動画を見て『やる気があっても物事の本質がわからないとダメ』という言葉はすごくわかる。

 

私もそうだったが、今の若者は、自分のやりたい仕事じゃないからやりたくない。やりたい仕事が見つかるまではニートでいる人が多いんですけど、やりたいことが見つからないというのは当然のことで、やってみて、そのうちに段々やりたい事もわかってくるわけです。 

 

何のために仕事しているのか

 

給与やポストのために仕事をする人は、『報酬のために仕事している』と考える。だから、報酬に不満を感じると、その仕事を続ける動機が低くなるので、必然的に仕事に熱が入らなくなってしまう。

ところが、報酬を考えないで仕事をしている人は、『好きだから、この仕事をしている』と考えることができる。『いわれたからするのではなく、自主的に仕事を続ける』との内発的な動機が芽生えていることになる。

『金のために働く』とか、『ライバルに負けたくないので、頑張っている』という人は、実際に収入が増えなかったり、ライバルに勝てなかったりしたとき、やる気をうせてまうだろう。報酬目的でなく、内発的動機で仕事をしている人は、目的意識の希薄なライバルに負けることはないだろう。

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた

 

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叱られた時の男女の違い!?

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@hantan2020 

 

店長の仕事は、

『言うべき時に言うべき相手に言うべき事』

を言わないといけない。

 

最近では、褒めないとダメだという事をよく言われていますが、当然褒めてばかりではいけない。しっかり叱らないといけない時も多々あります。

 

日々店長は、アルバイトスタッフの行動をよく観察しておかないといけない。なぜなら適切なタイミングで適切なフィードバックができないからです。

今回は、正しい褒め方、叱り方について書いていきたいと思います。

 

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上司に叱られた時の男女の違い

 

 

重要な仕事に失敗し、上司から厳しく叱責されたとします。その責任者が女性の場合には、無気力になりやすいが、男性の場合には自分を叱責した上司に反発し、「次回はかならず成功させよう」と努力するという傾向があるそうです。

このような傾向は、小学校の頃から認められているようです。たとえば、男子より成績のいい女子が先生から叱られたり、テストで悪い点をとったりすると、それがきっかけになって無気力になりやすいことがわかっているそうです。

女性は、どうして無気力になりやすいのだろうか。

女性は子供の時から、男性より、先生や親から叱られる経験が少ない傾向にあります。

そして一般に、知的な側面に関して否定的な評価をされると、女性は「自分に能力がないために、そのような評価を受けた」と考えてしまう。

一方男性は、いたずらして叱られる経験が多いし、他人の否定的評価を「自分の努力が足りなかったため」と考える傾向が強い。

つまり、他人から叱責された時、女性は「自分の能力不足」(自分ではコントロールできないもの)と考えてしまうので、無気力になりやすいというわけです。

もっとも最近では、他人から叱られるような悪ガキは少なくなったように思います。だから、最近はちょっと叱られただけで無気力になってしまう男性が多くなったのかもしれません。

 

 

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叱って育てるか、褒めて育てるか

 

 達成動機の高い人とは、高い目標を掲げ、それを達成しようとする意欲の強い人をさす。このような人が成功した時は、「自分が一生懸命努力した結果である」と、その原因を考える。失敗した場合には、「努力が足りなかった」と考え、「次回からもっと努力しよう」と考えることがわかっている。

一方、達成動機の低い人は、成功した時には、「運がよかったから」とか、「簡単な仕事だったから」と、その原因を考える。失敗した時には、「自分には能力がないから」と、その原因が能力にあると考える。

つまり、達成動機の低い人は、失敗した時、「能力がないから、どう頑張っても結局ダメなんだ」と考えてしまうので、無気力に陥りやすいというわけです。このような部下に対しては、叱責するより、少しでもいい面をみつけて、ほめて育てるのが得策だろう。

 

 

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『ホンネ』を知らないほうがうまくいく

 上司や同僚あるいは彼や彼女、妻や夫のホンネが知りたいと思うことがある。でも、実際には、「ホンネがわからないほうが幸せ」という場合がある。

「好きです」といわれたら、「彼(彼女)には何か下心があるのだろうか」などと疑わないので、「自分が魅力的なので、自分にほれているのだ」と素直に受けとれれば最高なんです。

上司と部下の場合もしかり。「君に期待しているよ」「部長を尊敬しています」という言葉を励みに頑張れば、おのずと評価は上がっていくだろう。

しかし、現実には、甘い言葉にだまさせることがよくある。気をつけたいものである。

また、「相手のホンネを知りながら、それを口にしないで、温かく対応してあげるというのも、思いやりの1つになるのかもしれない。

 

 

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『好き嫌い』には3つの要素がある

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こんにちは、はんたんです。

@hantan2020 

 

店長は、

『言うべき時に言うべき相手に言うべき事』

を言えないといけない。

 

アルバイトスタッフに優しくするばかりではなく、相手の気分を害する事でも、当然間違った行動や発言に対しては厳しく指導しないといけない。

 

たとえ、今は伝わらなくてもいつか必ず伝わる日がくる。やるべき事を信じて繰り返し繰り返し伝え続ける事です。

 

一定のビジッとした関係は大切だ。

 

でも、人は誰でも皆から好かれたいと思っているし、学校でも親からも皆と仲良くしなさいとずっと教わってきた。口でいうのは簡単だが、それは非常に難しいことです。

 

人が、10人いれば10人全員から好かれることはありえないし、10人全員を好きになれるはずもない。すべての人と仲良くできればそれが一番いいのだが、現実的には不可能です。

 

人は、完璧な理想を求めすぎたり欲張りすぎるから苦しくなります。

 

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多くの人から好かれるようなトクな性格

 

店長の仕事をする上では、個人的な感情はひとまずおいておいて、嫌いな人とも波風を立てずに付き合うという、使い分けが要求されることは正直あります。

たとえば、嫌なアルバイトスタッフがいても一緒に働いている時間だけは店長の役割を演じるというふうに、割り切って仕事をしないといけない。それができなければ、ここが嫌だと正直にいってお互いに歩み寄る努力をすべきだと思う。

上司と部下の関係、アルバイトスタッフや同僚の間柄というように職場での人付き合いは、さまざまな形があります。その中でも、トクする性格とソンする性格というものがあります。ただ、人付き合いは、自分と他人との相互的な関係で成り立つものだから、トクな性格の人だからといって、誰とでも上手に人付き合いができるとは言えません。しかし、多くの人に好かれるトクな性格と逆に好かれないソンな性格を分けることはできる。

では、あなたはどちらのタイプの人間でしょうか!?

たとえば、あなたがソンな性格の持ち主だったとしてもすぐに自分の性格を変えることは基本的にはできない。

 

しかし、ここで大切なことは、

 

『性格というものは自分次第で変えることができる』

 

ということを自覚することです。

 

アドラーは、『人の性格は、普段の行動習慣と考え方のクセの積み重ねによってできている』と述べています。

つまり、普段の行動習慣や考え方のクセを変えることによって性格も変えることができるという意味です。

 

 

アドラー心理学の大切な教えとして

①行動習慣を変える

②考え方のクセを変える

 

この2つのことを心掛けることによって、自分の性格を変えることができるのです。

『好き嫌いの激しい性格の自分』を抜け出して、『誰とでもうまく付き合っていける自分』に生まれ変わることができるのです。 

 

 

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好き嫌いには3つの要素がある

 

『好き』『嫌い』の感情をどうコントロールするのか!?

好き嫌いは心理学的には単なる感情の問題ではなく特定の人に対する態度や愛情を意味している。好き嫌いの気持ちはそう簡単には変わることはありません。

 

【好き嫌いの3つの要素】

 

①「親和と依存」

一緒にいて話をしたいと思ったり困ったときには頼りにできると思ったりすることである。

「好きな人と一緒にいるだけで楽しいとか好きな人には何でも話せる」という心理がある。嫌いな人に対してこれとは反対の気持ちを持つことになる。

 

②「援助の気持ち」

無償で手助けをすることである。「好きな人のためなら自分は何でもする」という心理です。

 

③「独占と熱中」

相手を独占したいという気持ちと無条件で相手の言動に従いたいと思うことをさす。

「私だけに関心を持ってもらいたい」とか「あの人のいうことには何でも従う」という心理です。

 

ここで説明した「好き」はLIKEのことであり、男女間のLOVEとは区別して考えられる。好き嫌いの気持ちをコントロールするのは難しい。

 

嫌いな人を心から好きにと合理化して好意的なふるまいをすることはできるだろう。

 

簡単にあの人嫌いと背を向けるのではなく、どうすればうまく付き合っていくことできるのかを考えていくことで自身の成長へとつながっていくことができる。

 

世の中は、合わない事だらけです。

 

『合わせていくことが人生です』

 
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本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは、また!!

 

 

 

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ライバルに邪魔された時の対処方法!!

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利益がでなければお店はつぶれる。

 

店長の仕事は、数字がすべてだ!!いくらアルバイトから人気があっても利益のダゼない店長は無能だし会社には必要ない人材だ。

 

いよいよ来月から実力のある店長しか残れない環境になる。厳しいというよりもむしろこれが当たり前なのかもしれない。

 

周りのライバル店長よりもいかに結果を残すか!!シンプルにこれだけだ。負けず嫌いの私はこういう環境の方が燃える。

 

しかし、あまり目立つといろいろな妨害をするものも正直でてくる。

今日は、ライバルに邪魔された時の対応について書いていきたいと思います。

  

 

ぐっと堪えて仕返しはしないのが一番!!

 

ライバルに邪魔された!!あなたなら、さあ、どうする?

はっきり言って、恨んだり、妬んだりしても、決していいことにはなりません。

 

ライバルと利害関係にある時、お互いに譲り合うと収益は最大になり、双方がお互いに邪魔し合うと収益は最小になる。また、どちらか一方だけが相手の仕事を邪魔することができる時には、邪魔できる側の方が損失は少なくなる。

ところが一方的に邪魔される側の損失は、お互いに邪魔し合った場合より少なくなる。つまり相手を恨んで邪魔するより、グッとこらえて仕返しをしないほうが得になる。

恨んで相手の足を引っぱって邪魔することができれば、そのときは気持ちはいいかもしれません。しかし、実際には「恨みが恨みを生む」ことなり、双方の損失はますます大きくなる。

『金持ち喧嘩せず』の精神で恨みを『水に流す』ことができれば、将来的には、自分の損失を最小に抑えることができる。

 

上手な『嫉妬の燃やし方』

 

『やきもち』は、焼く(嫉妬するの意味)に、餅を添えてできた言葉だそうだ。ところで、やきもちや嫉妬とよく似た言葉に羨望(うらやましく思う事)がある。

 

『自分のライバル』と考えると、その相手に対してやきもちや嫉妬という感情が生まれます。しかし、『どう頑張っても手が届かない』という時には、羨望するしかない。これは敗北宣言と同じです。

 

『あの人に負けるもんか』とふんばる気持ちがあるから、やきもちを焼いたり、嫉妬したりする。こう考えると、やきもちや嫉妬はやる気の源泉になっているといえそうです。

ところで、嫉妬深い人には次のような特徴があることがわかっている。

 

①自尊心が低い

②自分自身についての評価が定まっていない

③自分の意見を持っていない

④理想の自分と現実の自分のズレが大きい

⑤冨や名声、身体的な魅力など、他人の目につきやすいものに高い価値をおく

 

これらの特徴からわかることは、嫉妬深い人は自信がなく、見栄や体面にこだわる人間ということです。こうした特徴が嫉妬のマイナス・イメージをつくりだしているのだろう。

嫉妬深くて、他人の悪口をいうだけの人間は敬遠される。しかし、嫉妬心も悪い面ばかりではない。嫉妬心を上手に燃やせば、より大きな目標を達成するためのエネルギーになるはずです。

 

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視線が合う人、合わない人

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視線の2つの重要な働き

 

『目は口ほどにモノをいう』という格言があるが、心理学的に見ると、視線には2つの重要な働きがあるそうです。

 

1つ目は、視線によってコミュニケーションを成立させたり、回避したりすることができる。話をしたいと思っている人は相手の視線をとらえようとするが、話しかけられるのを嫌がっている人は視線が合わないように工夫する。社内を見まわした時、自分の視線に対する部下の反応のしかた次第で、『何かいいたいことがある』部下、『腹蔵のある』部下がすぐわかる。

 

2つ目は、視線にはフィードバックの働きがある。相手に好意を持っていたり、話に強い関心を持っていたりする時には、視線を頻繁に合わせようとする。逆に、話をしている時、部下が視線をそらしたり、合わせようとしないのは、不快感があったり、話を終わらせたい場合です。

一般に、視線を合わせる事によって、相手の関心を引きつけたり、自分の熱意を相手に伝えたりすることができる。説得や援助の依頼は、相手の目をしっかり見て行なうと成功率が高まることが知られている。

相手の『視線を合わせながら話をするのは苦手だ』という人が案外多いが、これは大変損していることになる。初対面の人でも視線を頻繁に合わせて話をすると、『信頼できる、親しみやすくて話しやすい、快活である」といった、いい印象を相手に与えることができるからです。

 

『視線』にあらわれる深層心理

他人と視線を合わせることをアイ・コンタクトという。

非言語コミュニケーションの中で視線の果たす役割は特に大きい。心理学の実験から、視線の接触は、次のような効用のあることがわかっています。

 

第一に、まず視線を合わせることによって、対話が始まる。たとえば、会議の時、発言したいと思っている人は議長と視線を合わせようとするだろうか。

第二に、視線を合わせることによって会話は進行し、視線を合わせないようにすることによって会話は終わりになる。視線を合わせなくなる、うなずかなくなる、微笑まなくなる。これらは会話を終わりにしたいというサインです。

第三に、好きだったり、関心を持っていたりする人には視線を向ける。たとえば、会議の時、参加者は頻繁に中心的な重要人物を見る。オフィスのなかで、モテる女性や男性は、同僚から見られる機会が多いと考えられる。

 

 

『じっと見つめる』事のプラスとマイナス

初対面の人と話す時、その話し相手と視線をよく合わせる人は、『信頼できる、快活である、親しみやすい、話しやすい』との印象が持たれやすく、仕事のパートナーに選ばれやすいそうです。

ところが、その一方で、視線を合わさないほうがいい場合もあります。相手を褒める時は、相手を見て話す人のほうが好感を持たれる。しかし、相手を批判するときには、目をそらして話す人のほうが好感を持たれることがわかっている。

一般に、相手をじっとみつめることは、支配欲求や競争心をあらわすサインとみなされるらしい。例えば、10秒以上みつめ続けると、相手は不快感を持ち始めるというデータがあります。つまり、視線には、プラスとマイナスの両方の意味があります。

批判するときは、じっと相手を見つめることが悪意と受け取られてしまうので、印象が悪くなります。ところが、褒める時にはその逆で、見つめることが好意と受け取られるので好感が持たれるというわけです。

視線には、相手の注意や関心を引き付ける働きがあります。小学校の先生が子供たちにある物語を読み聞かせるとき、1人ひとりの子供の目を順に見ながら話したときのほうが、その内容をよく覚えていたとの研究があります。

部下や同僚と話すときには、相手と視線を合わせることによってコンセンサスが得やすくなり、好印象を与えることもできるといえます。ただし、視線がマイナスの印象を与えないように気をつけなくてはならない。

また、一般に、嘘をつこうとすると視線の接触が減少すると言われています。ただし、こうした傾向は男性には見られるが、女性の場合はむしろ視線の接触が増加するとの報告もあるので、注意が必要です。

なお、支配欲求の強い人、周囲の人の言動に敏感な他人志向の人、他人を求めたがる親和欲求の強い人、外向的な人は、そうでない人より、視線をよく合わせることがわかっている。視線の使い方1つで、人柄が知れるというわけです。

『目は口ほどにモノをいう』というが、『口ほど』どころか、口では言えないホンネが、『口以上』に、視線の動きにあらわされることがあります。

人心を読み、収攬するためには、目の動きを読むことも大切だと言えます。

 

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ここを変えれば距離は、グッと縮まる!!

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 お店で役立つ『近接心理学』

 

店長とアルバイトとの人間関係の中に、又は男女関係、会議やビジネスシーンに近接心理学が当てはめられる。

近接心理学が、どのような場面でどのような役割を果たしているのか、そしてどのようにそれを利用したらよいのかについてできるだけ具体的な例をあげながら説明していきます。

 

 

8つの距離帯を効果的に利用する

さまざまな場面で使われているパーソナル・スペース(個人空間)は8種類に分類されている。この8つの距離帯の意味を知っていれば、「今、部下は自分にどのくらいの親しみを感じているのか」とか、「どの程度、親密なつきあいを望んでいるのか」などということが推測できる。

この距離がうまく使いこなせれば、「部下と自分との関係をコントロールする」こともできます。よりスムーズな人間関係のために、この8つの距離帯を効果的に利用してみて下さい。

 

①【密接距離】よほど親しい間柄でないと不快感が

近接相(0~15㎝)/遠方相(15~45㎝)

 

相手を愛撫したり慰めたり、保護したりするために利用される距離であり、恋人や夫婦などのかなり親しい人同士が使うことのできる距離です。

言葉より、視線の交錯や身体的な接触、相手のにおいや体温などを通したコミュニケーションが重要な意味を持っている。ダンスの時に使われる距離であるが、混雑した電車の中で他人がこの距離まで近づくと不快になります。

 

②【個体距離】個人的な要件を切り出す時には・・・

近接相(45~75㎝)/遠方相(75~120㎝)

 

どちらか一方の人が自分の手や足を使って、相手の体を抱いたり、つかまえたりすることのできる距離から、両方が手を伸ばせば相手の指先にふれる事のできる距離までであり、身体的な支配の限界です。

相手の表情のかなり細かいところまで見分けることが出来るので、職場では個人的な要件を切り出す際に利用される。恋人や配偶者がこの距離にはいるのは自然ですが、他の異性がこの距離にはいると誤解の生じる恐れがあります。

 

 

③【社会距離】つかず離れずが仕事では最適!!

近接相(120~210㎝)/遠方相(210~360㎝)

 

相手の体にふれることもできないし、相手の顔の微妙な変化を見る事もできない距離なので、相手を支配するのが困難となります。仕事をするときの仲間との間でよく使われる距離です。パーティーなどの社交上の集まりなどはこの距離がよく使われています。

特に、遠方相では、他人を気にせず自分の仕事ができるし、他人の迷惑にならない距離でもあります。お偉方のオフィスにある大きな机は訪問者を遠方に足止めにし、この距離を確保するためのものです。夫婦が居間でこの距離に座っていると、それぞれ別々なことができるし、互いに好きな時に話したりすることもできます。

 

④【公衆距離】ここまでくると、意思の疎通はむずかしい

近接相(360~750㎝)/遠方相(750㎝以上)

 

相手の様子がよくわからなくなり、個人的な関係が成立しにくい距離です。この距離では気楽にその場から抜け出すことができます。講演や演説の際に利用される。

大物政治家とかスターなど、VIP級の重要人物のまわりには自然とこうした空間が出来上がる。この距離では普通の話ができなくなるので、身振りや姿勢などのコミュニケーションが重要な意味を持ってくる。

好きな人、親しみを感じている人には接近するが、嫌いな人からは遠ざかる。また、話をする時、遠くにいる人より近くにいる人に好意を持ちやすい。

これは、パーソナル・スペースの基本原則です。

部下に好意を伝えたければ、仕事の打ち合わせなどの時に、できるだけ接近して話すといい。

当然、相手が不快に感じないことが大前提です。

 

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『自分に自信が持てない』

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人から承認されたり、それ相応の評価を受けたり、自分の能力に自信を持ったりした時、自尊心が生じる。

自尊心の低い人には、次のような特徴をあげることができる。

 

①他人からの評価に自信がなく、言動が控えめである。また、自分の能力にも自信が持てず、目立った立場におかれるのを敬遠する。

 

②他人に対する不信感や反感、あるいは批判が表に出るのを嫌い、それを抑えようとしたり、こうした自分の気持ちや感情を素直に表現することに不安を感じたりする。

 

③寂しがり屋で、悲観的、憂鬱になりやすい。自責的で、完璧症であり、凝り性でもある。また、後悔ばかりしていて自信がない。責任感が強く良心的で気がいいが、挫折しやすい。

 

自尊心の高い人は、自分自身を高く評価するが、一方で自尊心の低い人は、自分の個人的な価値について疑いの念を持ちやすい、という傾向があります。両者のこうした考え方の違いが人間関係の持ち方に影響を及ぼしている。

 

第一に、自分を好ましく評価する自尊心の高い人は、他人の望ましい性質を見出すのが、うまく、他人に拒否される不安が少ないので、人間関係に自信を持つことができる。

第二に、自尊心の低い人は、他人の良い面より悪い面に敏感で、他人から報酬を得るより損するのではないかと警戒する気持ちが強いので、人間関係が生まれにくい。

第三に、自尊心の高い人は、自分に似た人に好意を持ちやすい。一方で、自尊心の低い人は自分に似た人にも、また、自分に似ていない人にも引かれないので、人間関係が成立しにくいと言えるだろう。

 

 

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気持ち1つで短所は、長所に変えれる!!

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あがらないで話すための6つの秘訣

『人前で話すのは苦手です』という人は多いと思います。自分の意見をはっきり言わなければ、相手の気持ちをつかんだり、自分の能力や魅力を売り込んだりすることはできません。この苦手意識は、自分の努力で克服するしか正直方法はないように思います。

自分の近くに他人がいることによって生じる不安感は、対人不安と呼ばれます。

『他人に注目されている』と思うと、あがったり、ドギマギしたりして、冷静さを失ってしまう。これが対人不安の状態です。

 

心理学者のバスは、対人不安が生じやすい状況を次のように分類しています。それぞれについて、対策もあわせてご紹介します。

 

①相手の数が多くなるほど対人不安が生じやすい

大勢の人の前で話す時も、『1人ひとりに話している』という気持ちで話せばあがらなくなる。

 

②親しい人より、知らない人に話す時のほうが不安が生じやすい

会う前に、初対面の人についての情報をたくさん集めておけば落ち着いて話せる。

 

③大勢の人から注目されると不安が生じやすい

『自分は注目されるような器ではない』と考えれば気が楽になる。

 

④フォーマルな場面で話す時ほど不安が生じやすい

『気楽な集まりなんだ』と自己暗示をかければ緊張感がやわらぐ。

 

⑤他人から評価されていると思うと不安が生じやすい

『ありのままの自分を見てみらうしかない』と度胸を決めれば怖いものがなくなる。

 

⑥相手が自分の容姿、服装、身振り、しゃべり方などについてコメントしたり、自分のプライバシーを侵したりしたとき不安が生じやすい。

『人は人、自分は自分』と、他人の評価は聞き流すのが一番です。

 

 

 

人見知りを改善する方法

 人見知りとは、1歳前の幼児が見知らぬ人を見た時、泣き出したり、隠れたりする行動です。発達心理学からすると、これは自我が順調に発達していることを教えてくれているそうです。つまり、自分というものを自覚するようになったり、自分と他人との関係が理解できるようになったりすると、人見知りが始まるというわけです。

だから、大人が『私、人見知りなんです』というのは、厳密な意味では、ちょっとおかしい。しかし、他人と気楽な付き合いというのも、案外、幼児期の人見知りと根は同じなのかもしれません。

自分の近くに他人がいることによって生じる不安は、対人不安と呼ばれるものです。

他人から注目されていると思うと、あがったり、ドギマギしたりして、いいたいことが話せなくなったり、場合によっては、何も話せなくなったりしてしまうのです。

対人不安を持ちやすい人は、真面目で努力家で、完全主義的な傾向があります。こうした性格が災いして、『他人に醜態をさらしてはいけない』と思う気持ちが人一倍強い。

それでは、対人不安をできるだけ少なくするにはどうしたらいいのでしょうか。

第一に、自分が相手から注目されているとか、評価されていると考えると不安が強くなるから、『ダメでもともと』『失敗しても仕方がない』『人は人、自分は自分』と考える。すると気持ちが楽になるはずです。

第二に、相手が興味を持ちそうな話題を、会う前に、いくつか用意しておく。会話のリハーサルをしておけば、落ち着いて話すことができるはずである。

第三に、『聞き上手の口下手』という言葉がある。口下手なほうがよい聞き手になれるというわけです。うなずいたり、視線を合わせたりすることで、相手の話を引き出すことができる。相手が安心して話す事のできる聞き役になったらどうだろう。

第四に、人見知りするのは、自分を意識したり、他人との関係に気を使ったりしすぎるせいです。これは、自分の短所ではなく長所だと考えて、話し下手でもいいから、いっそ『気配り上手人間』を目指してみてはどうでしょうか。

気持ち1つで、短所は長所に変えることができます!!

 

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最短で最大の効果をあげる説得術

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何かを頼むとき『話が早い』のはどんな人?

細かいことを気にする人は、割り切って考える人より説得しやすい傾向にあるそうです。細かい人とは気になることがあるとすべての事を事細かに知らないと気が済まないというタイプです。

たとえば、会議の時、資料を端から端までじっくり読んだりささいなことを質問したりする。こういうタイプの人は、『どんな情報でも細かに知りたい』という欲求が強いのでそれだけ説得の舞台にのせやすいそうです。

一方、物事を割り切って考える人は新しい経験や情報に接するとそれらを自分のこれまでの経験や知識に当てはめて解釈したり、歪曲して理解したりする。こうした人に対して多くの情報を提供しても結局、自分に都合のいいように解釈されてしまう。こちらの手に乗せにくいぶんだけ、説得しにくいことになる。

細かくて、口うるさい人間は敬遠されがちです。しかし、実際には、こうした人間にものを頼んだ方が『話が早い』ということになるようです。

 

『何をどのように知りたがっているか』

徹底的に情報を集め、できるだけ詳しく知りたいという欲求の強い、いわゆる情報通は説得しやすい。情報を集めるのが好きな人は、パンフレットを山のように集めて、それを熟読し、他人に教えるのが好きな傾向にあります。

このタイプの人は、情報を積極的に受け入れてくれるので、資料やデータを次つぎに提供すれば、話を聞いてくれる。その分だけ、説得しやすいという事です。

一方、想像力豊かな人は、好奇心が強く、いろいろな事柄に想像力を働かせるのが好きです。ちょっと変わった情報には、すぐに飛びついてくれるので、説得の舞台に乗せやすい。

このタイプの人は、『想像力を働かせて、じっくり考えれば、正しい判断ができる』という自信を持っている。食いつきそうな新しい情報、おいしい情報を用意すれば、あとは、相手が一人相撲をとってくれる。

知りたがり屋や情報通、好奇心旺盛な人は説得しやすいといっても、提供する情報が陳腐なものだったら役に立たない。『何をどのように知りたいのか』『どの部分の情報が欠けているのか』を素早くキャッチする。的確な情報をタイミングよく提供することが説得のポイントといえる。

 

 

こんなときは、直接会って話すより電話を!!

感情は声だけで伝わるものと顔を見せなくでは不十分なものがあります。

そこで声と表情のポイントを押さえると、相手を説得するコツが見えてくる。意見調整などをする場合、電話で話すだけでよいのか、実際本人に会って説得した方が効果があるのかというのは、微妙です。一般的には直接会うのが当然だと思われがちだが、心理学的な見地からいうとそうとばかりは言えないようです。実は声だけ、すなわち電話のほうが効果的な場合が多いのです。

なぜか。それは電話はお互いの姿が見えないだけに、話す内容に集中できるからです。逆にお互い面と向かうと表情やしぐさが見えているから、相手に伝わる情報が多すぎる。したがって言葉の内容に集中できなくなるというわけです。細かい条件などを呈示してまとめるときは、電話の方が成功しやすいのである。だが、相手をごまかしてやろうというような時には、電話だとすぐ粗が見えて悟られてしまうから、状況によっては面と向かった方がいい場合もあります。

 

 

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自分の限界を取り除いてくれる環境に身を置く!!

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おはようございます。はんたんです!!

@hantan2020

 

『ノミという虫をご存じでしょうか?』

 

 とても小さい虫で犬や猫など哺乳類に寄生して生きているあのノミの事です。

 

ノミと聞くと

『なんか汚い』『不潔だ』というネガティブなイメージを持っている人が多いと思います。

このノミについてとても有名な話があるので今回はそのことについて書いていきます。

もし、今現在、仕事で伸び悩んでいるとしたら今回の内容は、あなたを飛躍させるヒントになるかもしれません。

 

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コップの中のノミの話

ほとんどの人が、ノミに対して『汚い』『不潔』というイメージを持っていると思いますが、実はノミにはあまり知られていない身体能力が備わっています。

それは、『驚異的な跳躍力』です。

実はノミという生き物は、自分の体長の何十倍もの高さまで飛べる跳躍力を持っていて、例えばコップの中にノミを入れてもそのくらいの高さであればジャンプ1つで簡単に飛び越えられるそうです。

 

では、このコップにフタをしたらどうなるのでしょうか?

 

フタをされたコップの中にいるノミは、最初のうちはジャンプしてコップから抜け出そうとするのです。しかし、何度もジャンプをしても自分の体は、フタに直撃してしまいコップから出る事はできません。

そんなことを繰り返しているうちにそのノミはコップの高さよりも高く飛ぼうとするのをやめてしまいます。

 

そして、その後コップのフタを外してもそのノミは二度と飛べなくなるそうです。

 

『自分はこれくらいしか飛べないんだ』

 

とあきらめてしまい高く飛ぼうとしなくなるそうです。きっとノミは自分で自分の限界を決めてしまったんだと思います。

 

私達人間もコップの中のノミと同じ

このノミの話ですが、人間にもそのまま当てはまることだと思います。

私達人間は、このノミのように人生の中で何度も『失敗、敗北、挫折』を味わってきていると思います。

受験、恋愛、就職での挫折などなど・・・・このような私達は、今日までの間、何度も何度も色んなことに失敗して挫折や敗北を繰り返してきているそんな人はとても多いと思います。

そして、そういう経験をつくっていく中で知らないうちは、

 

『自分はこんなもんだ』

 

と自分で自分に限界を決めてしまっているんだと思います。

先ほどの『飛べないノミ』と同じように『自分で自分の未来にフタをしてしまっている』ということです。

つまり、数々の挫折や失敗を経験した結果、自分で自分の成功を否定してしまっているのです。

 

本当はもっと高く飛躍したいのに・・・・

もっと大きな結果を残したかったはずなのに・・・・

 

でも、たくさんの失敗や挫折を繰り返してきた結果、もう今では『自分には無理』と思い込んでしまっているのです。飛べないノミと同じように自らコップの中で過ごそうとするのです。

 

実は、このノミの話には続きがあります。

自分の限界を決めてしまったノミが昔と同じように高くジャンプできるようになる方法がたった1つだけ存在します。それは、

 

跳べることが当たり前だと思っている他のノミたちと同じ環境に行くことです。

 

 

自分の限界を取り除いてくれる環境に身を置く

跳べることが当たり前だと思っている他のノミたちと同じ環境に行くことです。具体的に言うと、今の環境から抜け出して実際に飛べる人達の輪の中へ入っていくという事です。飛べないと思い込んでいたノミはそこでハッとします。

 

『自分は高く跳べるんだ』と気付くことができるのです。

 

つまり飛べないと限界を決めていたノミは飛べることが当たり前だと思っているノミたちの中に入っていくことで自分が本来持っていた可能性に気づくことができるのです。

 

『多くの人は、自分で限界を作ってしまい同じように自分に限界を作っている人たちと一緒に時間をすごすようになります。』

 

そして、その環境がさらに『自分の成功を妨げている』という状況を生み出しているのです。しかし、そこから抜け出す方法が1つあります。

 

その環境から離れて自分の限界を取り除いてくれる環境に身を置けばいいのです。

 

そうすることで、あなたが自分で作った限界は、徐々になくなっていき、気付いた時には『自分次第で無限の可能性を生み出せる』という状態になっているのです。

 

成功していく人を常に見ていると確実に影響されて

 

自分にもできるんじゃないか!!』

 

というふうに考えが変わっていきます。

 

環境というのは、人を大きく変える事ができます。

もし、あなたがこれまでの数々の経験によって『自分はこんなもんだ』と思っているとしたら、このノミの話のように、今あなたがいる自分の限界を決めている環境から一刻も早く抜け出して

 

『成功することが当たり前の人たちがいるポジティブな環境に身を置くようにしてみて下さい』

 

そこであなたが今までフタをしてきた能力や可能性に気づくことになると思います。

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは、また!!

 

 

 

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組織内コミュニケーションの重要性

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店長は経営者と部下とのパイプ役

 

良好な人間関係を保つのにコミュニケーションが大切なことはいうまでもない。

また、よい仕事がよい人間関係から生まれることも常識です。ところが、実際問題となるとコミュニケーションの軽視が起こりやすい。

たとえば、部下に対して適切な指示を与えない店長。部下の不満がたまっているのを知りながら、知らんぷりをしている店長。部下に悩みや問題行動の兆候が見られるのに、相談に乗ろうともしない店長。営業日報をきちんとつけない店長。

これらは、組織内のコミュニケーションを軽視または無視している店長の例です。

ところで、勘違いしている人が多いようですが、店長として求められているコミュニケーションは、何もお店の中の人間関係についてだけではありません。

いま例として営業日報を挙げたが、経営者(会社組織が大きい場合は直属の上司)とのコミュニケーションと、経営者と部下とをつなぐためのパイプ役としてのコミュニケーションを円滑にすることもまた、店長に課せられた重要なマネジメントなのです。

では、組織内コミュニケーションはどうあるべきなのか。経営者(上司)との関係から考えてみましょう。

 

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報告の重要性と注意すべきポイント

 

経営者とのコミュニケーションは大きく2つに分けられる。ひとつは報告です。もうひとつは経営政策の確認です。

まず報告には、営業日報や月例報告のような定例報告と、必要に応じて行う臨時報告とがあります。

では、なぜ営業日報が必要なのだろうか。よく経営者が店長を管理する(というより縛りつける)ため書かされている、と内心不満に思っている店長を見つけるが、こういう店長は組織内コミュニケーションというものをまったく理解していない。

営業日報が必要なのは、第一に店長がお店の計数を管理するためだが、同時に、その数字を経営者の意思決定や経営方針の変更などの経営行動に生かすためなのです。

営業日報のフォームは会社によっていろいろあるだろうが、普通は売上高や客数、材料原価、人件費など、営業関係の数字はひととおりチェックできるようになっています。店長には、トップの代行者としての計数管理責任があるが、それはあくまで経営者から示されたひとつの方針内での責任であり、行動です。

しかし、経営は生き物であり、つねに外部環境の変化に柔軟に対応していかなければならない。方針はつねに変更される可能性がある。その意志決定の為の材料を経営者(上司)に提供することは、まさに代行者としての店長の基本的なつとめなのである。

臨時報告でいちばん大切なことは、その目的性です。つまり、本当に報告する必要があるかどうか、その判断が重要なのです。報告に当たっては、以下の点に注意が必要です。

 

①事実と推測、自分の意見を的確に区別する

②タイムリーであること

③わかりやすく整理して報告する

 

特に①については十分に気をつけたい。この区別が曖昧だと、かえって経営者の判断を狂わせる元になってしまうからです。内容を客観化させるには、数字で表現できることは数字にすることが大切です。

  

経営政策の確認

次に、経営者の経営政策の確認です。これは、複数の店舗をもつ会社の場合は店長会議になります。

店長会議の形態は、同一業種業態のチェーン店組織の場合と、いくつかの業種業態を運営している会社の場合とで違ってくるが、ポイントは、経営者がいま、お店の経営について何をどう考えているか、ということの確認です。

店長は経営者の代行者なのだからあまりにも当然のことなのだが、意外に目先の数字(売上予算と実績)にばかり気をとられてしまうことが多い。もちろん売上高は大切であるが、売上高とは経営者の考えるスタンダードと表裏一体のものでなければならないものです。したがって、かりに売上高予算を達成していても、お店のQSCがスタンダードとズレていたら、会社としては大きな問題を抱えていることになる。

とくにメニューや価格などの政策を変更すると発表された場合は、それによってお店のQSCはどう変わるのか、どうあらねばならないのかについて、しっかりと理解できていなければならない。そうでなければ、自分は何をすべてなのか、そして部下に何をどう要求していいのかがわからないことになる。

 

 

命令者として心掛けたい三か条

部下とのコミュニケーションは、命令者と部下の話の聞き役の2つに大別できる。

命令者としての立場で大事なことは、部下に店長の意図を十分に理解してもらうためのコミュニケーションだということです。そして、店長の意図とは、経営者の意図でなければならない。これが、店長は経営者と部下とのパイプ役ということの意味である。

もちろん、店長会議の内容を何から何まで部下に知らせる必要はない。秘密にすべきもの以外の情報提供ということだが、会社の方針や重要課題を知ることで、部下のやる気は確実に高まる。行動目標が明確になり、チームとしての団結力も強くなる。

命令者としてのコミュニケーションで注意しなければならないのは以下の3点です。

 

①自分の言葉で話す=社長はこういっていた式の話し方や、社長の命令だからといった自分の責任を回避する話し方では、部下の信頼を得られない。

②どんなことでもわかりやすく説明する=こんなことはわかりきったことだから、という態度であってはならない。また、社員、パートアルバイトと、部下にはそれぞれの職位があるが、同様に仕事についての知識や理解度もそれぞれ違う。それを無視して画一的に話しても、意図することを正確に伝達することはできない。

③部下の関心をそそるように話す=なぜそうしなければならないのか、それがどれくらい重要なことで、どんな成果が期待されているのか、成果がでれば、職場はどう変わるのか。部下一人ひとりの行動目標につながるような話し方の工夫が大切なのです。

 

 

ミーティングの機会は多くもつ

一般に店長がおろそかにしがちなのは、部下の話の聞き役としての立場である。毎日同じ職場で働いているのだからとか、忙しくてそんな暇はないとか理由をつけたがるのだが、部下とのコミュニケーション不足は間違いなく、お店の組織力も低下させていく。そもそもコミュニケーションとは、お互いに意思や感情を伝達し合うことで一方的なものではあり得ない。

部下の話の聞き役として最悪なのは、うわべだけで聞いているフリをすることです。人間は、相手がちゃんと聞いてくれているかどうかくらい、すぐにわかるものです。一方的に命令ばかりして、部下の話には耳を傾けようとしない店長を、誰が信頼できる店長、素晴らしい監督と思うだろうか。部下は、自分の話を聞いてくれるからこそ、店長の話もよく聞き、その意味を理解しようと努力するものなのです。

部下にとって店長は、お店で唯一の頼れる人、頼りたい人です。また、毎日仕事をしていれば、だれしも悩みや不安が出てくる。店長に話しかける時とは、部下が自分のほうを向いてほしい、相談に乗ってほしいというサインを出している時なのです。

表面的な話題は他愛のないことでも、その言葉の裏に隠されたホンネがあることも多い。そういう気持ちを汲み取ってあげる心の広さ、深い洞察力がなければ、店長の資格はない。人間は、自分をわかってくれる人のために働きたい、という気持ちをもっている。これはあなたと経営者(上司)との関係でも同じことのはずだ。

ただ、部下にいい顔をしたがる店長にはなっていけない。職場でのコミュニケーションは、たんに人間開始を良好にするために必要なのではない。それによって行動目標を達成することが目的なのです。このことを常に部下に意識させるためには、日ごろからミーティングの機会をつくり、組織内コミュニケーションの大切さを教えていくことが大切である。

 

 

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