やらなければいけないことが山のようにあると、つい人は精神的に混乱してしまって、何をすればいいのかわからない状態になりがちです。
ある店長は、「早く上司に売上報告書を提出しないと」とパソコンを立ち上げるのですが、「いや、その前に修理依頼の電話を入れておかないと」と電話 へ手をのばします。
しかし、「いや、待てよ!!もうすぐで発注の締切時間だから発注をしないと」と電話に伸ばしていた手を引っ込めて、「そうだ。今日16時からアルバイトの面接が入ってた」と思い出します。
このように頭が混乱した状態で、あっちへ手を出し、こっちへ手を出してバタバタと動き回っているのですが、そのわりには仕事は何1つ進まないのです。
今日は、そんなことにならない為の「仕事の優先順位」について書いていきたいと思います。
あっち、こっちとバタバタ動き回っているが、そのわりに仕事は何1つ進まない。
このように落ち着きがなく、1つのことに集中できない状態を、心理学では「多動性」と言います。
仕事は何1つ進まないにもかかわらず、心身ともに疲労感は大きく、結局はやる気を失っていくことになります。
このように、やるべきことが山のようにあって忙しい時に大切なことは、
まず気持ちを落ち着けて、仕事の優先順位を考えるということです。
紙にやるべきことを書き出して、何を真っ先にやらなければならないか、とりあえず何は後回しにしてもいいかを整理するのです。
そして、優先順位の高いものから1つ1つ仕事を片づけていくのです。
1つの仕事が終わるまで、次の仕事へ移らないように心がけることが大切です。
また、1つの仕事が終わるまでは、別の仕事のことを頭の中で考えないように心がけることも大切です。
1つのことに専念することで、集中力とやる気が増します。
「あっちも、こっちも」と動き回るよりも、1つのことに専念するほうが、仕事は効率的に早く終わるのです。
大切なことは、
『 重要事項を優先する。』
です。
人生を大切にする人は時間を大切にする。
成功のためには、重要事項(第1、2領域)を優先させる必要がある。
大きな成功をおさめ、時間の余裕を作りだす為には、第2領域に集中する必要がある。
(詳しくは以下の記事を読んで下さい)
1回に取組むことは1つか2つまでにし、それを最後までやり遂げることが達成感と充実感につながります。
決して1度に多くのことには手を出さないようにしましょう!!
あと今やっていることの成果は少し遅れてやってくることも忘れないで下さい。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた明日!!