今や飲食業界は、似たもの同士の争いであり、商品やサービスだけではなかなか差別化が難しい時代です。
スタッフを育成するのも時間がかかりますし、なかなか採用できない、定着しないなどいろいろな悩みをかかえたお店も多いと思います。
そこでまず、
メニューブックにスタッフの代わりをしてもらうのです。
メニューブックは、無遅刻無欠勤、常に同じクォリティーの仕事をしてくれますからこのツールを活用しない手はありません。
私の経験からもお客様が目にするPOPを工夫することはとても大切ですしすぐに効果もでやすいです。
店長は、常にPOPも「これでいいのか?」という問題意識を常に持たないといけません。
【目次】
≪メニューブックのリニューアルのメリット≫
①客単価や粗利益のコントロール
②食材管理やホール&キッチン業務の効率化
③顧客満足度向上
など様々なメリットを得ることができます。
メニューブックを変えてできること
①客単価が上がる!!
「客単価を上げる方法は2つ」
1.平均商品単価より高い商品を注文してもらうこと
2.平均購買点数よりたくさん注文してもらうこと
「高い商品」を注文してもらうには?
売りたいものは、ページの面積に対して、少なくとも20%以上のスペースを使う
「ついで買い」を誘おう!!
ファーストフードなどでよく使われる「ご一緒にポテトはいかがですか」というやつです。
②粗利益が上がる!!
「原価率」ではなく「粗利益」で考える。
③キッチン&ホールのオペレーションの効率化!!
商品の絞り込みを行うようにしましょう。
絞り込みを行うことで、商品数を適正にし、仕込みの手間を減らすわけです。又は、看板メニューを目立たせれば、その商品にオーダーを集中させることができ、作業効率のアップにつながります。
※もちろん商品の中には、どうしても調理に時間がかかってしまうものもあるので、そのような場合は、「どのぐらいの待ち時間で提供できるのか」を明記しておきましょう。
④顧客満足度が上がる その①
「初来店」の視点でメニューブックを診断する。
1.このお店のおすすめは何か
2.何をどう注文すればよいのか
3.自分の好きなものはあるのか
4.いくらくらいの予算がかかるか
初来店のお客様は、メニューブックの上の4つをチェックするでしょう!!
※メニューブックの5つのチェックポイント
1.看板メニューがはっきりしているか
2.看板メニューの特徴はわかりやすいか
3.お店の価格帯はわかりやすいか
4.レイアウトはスッキリしていて選びやすいか
5.デザインはコンセプトとあっているか
「パッと見て、ピン!とくるかどうか」は、メニューブック作成で非常に重要な視点
⑤顧客満足度が上がる!! その②
「リピーター」に満足してもらうために
1.飽きさせない努力をする
メニューを定期的にリフレッシュさせ、常に新しいものを導入していくことが大切
2.季節メニューを入れる
3.お客様が楽しめる情報をのせる
お客様からの意見や感想をのせたり、メニューの開発秘話を紹介したり、人気メニューの食材や調味料、調理のコツを図解で説明する
⑥「あなたの想い」を伝えられる!!
コンセプトをお客様にしっかり伝え、喜んでもらえたら、あなたのお店のファンを増やすことができます。つまりお客様とお店の両方のハッピーにつながるのです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた!!