こんにちは、はんたんです。@hantan2020
人を動かすコミュニケーションにおいて
「論理」、「利害」、「感情」
の3つが重要だと野村克也さんは言われています。
【論理】
人間は理由を求める動物。
あなたの方法は、間違っている。なぜならば・・・だからだ。よって改める必要がある。
【利害】
その人が何に価値を見出しているかをまず理解する必要がある。
例えば、家族、友人との時間を大切にしたいのか、給料がほしいのか
【感情】
当たり前のことですが、いいことをすれば褒めてあげる。いけないことをすれば叱る。
今日は、『意欲的な行動の引き出し方』について書いていきたいと思います。
意欲的な行動を引き出すには、「何をするか」「どうするか」「なぜするか」の3つを伝えることが大切です。
その中でも一番重要なことは、「なぜするか」です。
人は、腹落ちしないことに対しては、「機械的にやる」「適当にやる」「やったことにする」のいずれかの行動をとりがちです。
特に「~だから」という「理由」をつけて説明すると人に行動してもらえる確率が高くなります。仕事を教えるときにも、「なぜするのか」という意味や理由を伝え、「腹落ち」させることが大切です。
①「何をするか」のみ
手があいているときは、声を掛けてお客様を呼び込んで下さい。
(何をするか)
②「何をするか」「どうするか」のみ
手があいた時は、呼び込みをして下さい。(何するか)
店の前を通るお客様すべてに「こんにちは、〇〇です。オーガニック食品を使ったお惣菜のお店です」と笑顔で目を見て声を掛けて下さい。(どうするか)
③「何をするか」「なぜするか」「どうするか」
手があいてるときは、お客様に声を掛けて呼び込んで下さい。(何をするか)
店の前を通るお客様すべてに「こんにちは、オーガニックのお惣菜のお店の〇〇です」笑顔で目を見て声を掛けて下さい。(どうするか)
当店は、まだ知名度が高くありません。そして、お客様がお店の前を通る時間は平均4秒です。だから、「〇〇=オーガニック食材を使ったお惣菜屋さん」というお店の特徴だけに絞り、まず、当店のことを知っていただくのです(なぜするか)
やはりこの3つの説明の仕方の中では③が一番腑に落ちませんか?
最後に
人間は理由を求める生き物です。
人は理由を説明されないと気持ち悪いですし、モチベーションも湧かないからです。
あと人は、「自分で言ったことは守りやすい」という傾向があります。
あなたが部下に目標を立てる時は、あなたが決めるのではなく部下に考えさせ決めさせて下さい。
人を動かす際には、ある程度の目標を「握る」ことも多くなりますが、その際に意識すべきなのが、その目標はなるべく相手の口から出すように工夫することです。
「なぜ相手の口から言わせるべきかと言えば、その方が相手のコミットメントが強くなるからです。」
こちらも意識して実践してみて下さい。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは、また!!