新人店長のための店長育成(起業家)マニュアル

新人店長が壁にぶつかりながらも、1年後に起業家マインドが身に付くブログ!!

部下は2つのタイプ分けで十分!!PART②

 

 

おはようございます。はんたんです。

 

今日は前回の続き、石井裕之さんの提唱するWeタイプ、Meタイプについてより詳しく書いていきたいと思います。

 

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Meタイプのモチベーションは自己実現

 

「私」を重視するタイプだけあって、Meタイプの仕事に対するモチベーションは、「自己実現」です。自分を追及するのが好きなのです。

だから、エンジニアや職人、弁護士、会計士などといったスペシャリストは、たいていMeタイプです。仕事に自己実現を求めるだけあって、プライドが高い。

したがって「この仕事は簡単だから、サクッとやって下さい」など言われると、どうしてもやる気がでません。「簡単な仕事だったら、他のヤツにやらせてくれよ。オレがやるまでもないだろう」と心の中では反発を感じてしまうのです。

 

逆に「この仕事は、どう考えても君にしかできないんだ、他のヤツらじゃあ無理だ」と言われると、「我」を刺激されてムードが盛り上がってきます。「よし、ここでオレの実力を見せてやろ!」という気持ちになる。

 

「私」を重視するあまり、反面では自己中心的になってしまう傾向もあります。他のメンバーと協調してやっていくということには、あまり関心がないし、苦手です。チームワークよりも、個人プレイのほうが性に合っているのです。

 

また、上からこと細かく指示されることも嫌います。Meタイプには、大まかな指針だけ与えてやって、具体的なアクションは自分で決めさせて、実行させるのがいいです。

「私」を重視するということの意味をもう少し掘り下げて考えてみると、Meタイプのもうひとつの特徴が見えてきます。それは、「論理型」だということです。

 

人に頼ったり、指示されたりするのが嫌いなMeタイプにとっては当然、自分の頭脳だけが拠り所になるはずです。だから、論理的な傾向が強くなるのです。

理屈っぽいし、頭で納得できないことは信じないというところがあります。だから、Meタイプに何かを伝えるときには、論理的に、秩序立てて話すことが必要です。また、理屈重視だから、仕事についても、「好き嫌い」よりも「損得」でやる気が決まることが多いです。

 

 

Weタイプのモチベーションは人の役に立ちたい

一方、「私たち」を重視するWeタイプにとっては、「人の役に立つこと」こそが仕事のモチベーションです。チームが仲良く協力し合って仕事することが、このタイプにとって理想となります。

だから、Weタイプは、看護師や教師、営業などといった、直接人と触れ合うことが仕事のほうがしっくりきます。

Weタイプは、「この仕事は、どう考えても君にしかできないんだ。他のヤツらじゃあ無理だ」と言われると、Meタイプと反対で、不安になります。「私たち」が考え方のベースにあるから、「君にしかできない」などと言われると、自分だけが孤立したようで怖くなるのです。

「忙しいところ、つまんない仕事で悪いね。助かるよ」と言われると、難しい仕事の責任を負うこともないので気持ちも楽になるし、「助かるよ」と感謝されることでやりがいを感じます。「私たち」を重視するあまり、反面では、他人に依存しすぎてしまったり、自分の責任を負うこともないので気持ちも楽になるし、「助かるよ」と感謝されることでやりがいを感じます。

「私たち」を重視するあまり、反面では、他人に依存しすぎてしまったり、自分の意見が希薄である傾向もあります。

とくに重い責任を負わされてしまうと、プレッシャーでつぶれてしまうことも少なくありません。チームの役に立ち、チームに支えられてこそ、力を発揮できるのがWeタイプなのです。

また、上司や先輩、同僚から、いろいろとアドバイスをもらうことが励みになります。

理屈っぽい助言よりも、「こんなときには、たとえば、こうしたらいいよ」という具体的なアドバイスが効果的です。

「私たち」を重視するということの意味をもう少し掘り下げて考えてみると、Weタイプのもうひとつの特徴が見えてきます。それは、「体感型」だということです。

自分だけが孤立するのではなく、人との「触れ合い」の中で仕事をしたいWeタイプにとっては、頭脳よりは体感が拠り所になります。

だから、ものごとを理解したり、判断したりするときにも、体感やフィーリングを大切にするのです。理屈よりフィーリング。

だから、Weタイプに何かを伝えるときには、内容そのものよりも、温かく包み込むような感情をもって話すことのほうが重要です。また、フィーリング重視だから、仕事についても、「損得」よりも「好き嫌い」でやる気が決まることが多いのです。

 

 

最後に

たったふたつのタイプですから、これ以上シンプルなものはないはずですが、それでも判断に迷うことは少なくないです。

正直、We/Meタイプの手法は、やはりよくわからないという場合もあります。

理由は、特徴がストレートに表に出ずに、内側に向かってしまっていることがあるからです。

次回は、その点についてわかりやすく書いていきたいと思います。

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは、また!!

 

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