こんにちは、はんたんです。@hantan2020
生産性を考える上で重要な概念にボトルネックがあります。
仕事全体のスピードは、一連のプロセスの中で最もスピードが遅い箇所に制約を受けるという考え方です。
飲食店でいえば、お店に入って、料理がなかなかでてこない、スタッフがなんだかバタバタしている、店長がイライラして怒鳴っている。こんな状況を一度は見たことがあるのではないでしょうか。
「お店がまわってない状態」です。
この時、どこかがボトルネックとなり、お客様に早く商品を届けることができなくなっている状態です。
店長は、そうならないために日々、店舗のボトルネックはどこなのかを把握し、改善していかないといけない。
今日は、ボトルネック改善のためのTipsについて書いていきたいと思います。
※ボトルネックはもともと中の液体を出すスピードを遅くするためにつくったビンの首の部分の意味です。
お店がまわっているとはどういうこと?
①作業に必要な人員が最低必要人数揃っている
②指示をされないで余っている人員がいない
③それぞれが取り組むテーマ、役割がある
④お客様からのクレームが発生していない
⑤急なトラブルに対して迅速、円滑な処理がなされている。
いろいろな感じ方がありますが以上の内容が満たされている状態がお店がまわっている状態だと思います。
お店が一番忙しいピークタイムは、チームワークを早期に作る、スタッフの成長を進める為の大切な時間です。
ピークタイムを円滑に運営するポイントは5つです。
①お客様が大勢来られる前の事前準備
ピーク前からピークをイメージして準備を積み重ねる(楽しみながら)。それぞれのセクションの仕込み、補充、確認、修正
②忙しい際に発生する作業を極力減らす(細かく分ける)
交換、補充、変更、修正、補強をなくす為の知恵、工夫
③ピーク時以外の時間にピークをイメージして訓練する
場所、配置、量、方法を改良するだけで作業時間、疲労は減少します。(既成の思い込み、経験が邪魔をしている場合があります)
④役割分担を明確にする(指示を出す人、状況をまとめる人)
指示、作業を重複させない、安心して役割に集中できる環境を!!(新人スタッフについては特に大切な事です)
⑤メイン指示(作業)〜サブ指示(作業)が実行されている
作業導線を増やさないで1クールを有効に作業させる(常日頃からです)。
最後に
《大事なイメージ》
1.自分は、その時間にはいないけど忙しくなるから〇〇は準備しておこう(してあげよう)。
2.また、忙しくなるからその為に今これをやっておこう(やってあげよう)。
3.どうすれば、もっとスムーズに作業、対応できるか(できるばすのイメージ)
煩わしい、めんどくさい、邪魔の感覚が大事な改良のヒント!
お店全体のスピードに意識を払い、何がボトルネックかそれをどうすれば解消できるかを考えることが生産性を劇的に変わることにつながります。
せっかく数ある店舗の中からご来店頂いたお客様です。また来て頂けるようにしっかり準備をしてお出迎えしましょう!!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
では、また明日(^-^)