店長一人で24時間お店をすべて見ていくのは不可能です。
なので自分の分身となる人材の育成は不可欠です!!
今日は、その為に必要なスタッフの仕事の任せ方について書いていきます。
【目次】
【意欲 × 能力】
スタッフに仕事を任せると「やりがい」と「責任感」が生まれます。しかし、各自に合った仕事を任せなければ人によってはそれが重荷となります。
そのためにスタッフ全員を一律に扱うのではなく、各自は持ち得る意欲、能力にマッチした仕事を割り当て任せていく必要があります。
①意欲高い × 能力高い
店長不在時に代理責任者として自覚を持ち、現場のマネジメントを積極的に行っている。また、仕事のスキルが高いことに加え、他のスタッフの手本となる言動ができ実質的なリーダーとしての役割を担っている
②意欲高い × 能力低い
仕事への意欲は高いが、その思いに見合うだけの能力はまだついていない。
特に新入社員に多く見られるが、情報、知識が豊富であるが故、頭でっかちになり、
「やることなすことが全てが空回り」という状態になってしまっている。
③意欲低く × 能力高い
指示された仕事に関してはそつなくこなす、遅刻、欠勤もなく、勤務態度は可も不可もなし。だけど、クールで協調性に乏しい、こういうスタッフは一見すると意欲低く、扱いにくい存在と映ってしまう。
④意欲低く × 能力低く
仕事への意欲が低く、与えた仕事も満足にこなせない、もちろん指示したこと以上の仕事を積極的にすることなど1度もない。この手のいわゆる問題児となるスタッフはどんな職場にも一人や二人存在しているもの
仕事の任せ方 10の秘訣】
①誰に何を任せるのか慎重に決める
間違えると逆に業績、やる気ダウン
②本人の承諾を得てから任せる
自分を過少評価しなかなかチャレンジしないスタッフの背中を押してあげるのも必要
③任せる仕事に差をつけない
④難しいことから任せる
特に能力の高いスタッフであれば期待されていると思いモチベーション上昇
⑤任せる理由を伝える
⑥任せる範囲を伝える
⑦「最後は自分が責任を取る」と伝える
仕事を任せる際にスタッフに勇気を与える魔法の言葉
⑧途中経過を報告させる
相談された時は答えを教えるのではなく質問を投げかけ、相手に答えを考えさせるように促す
⑨定期的に任せる仕事をかえる
⑩完了報告のリアクションは大きく!!
【最後に】
リーダーの仕事とは、「何をがんばるのか?」を明確にし「どうすれば皆ががんばりやすくなるのか?」を考え、それを手伝い応援していくことです。
「頑張れと言われる環境」よりも「頑張れる環境」を作る事が大切!!
利益よりも楽しみを優先、楽しくなければ続かない、楽しい場所に人が集まり価値が生まれる。
是非、仕事を任せていく事でスタッフのモチベーションを上げていけるように心がけていきたいと思います。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた!!