学生スタッフと就職の話をすると飲食店の店長は絶対いやですね~とほぼ100%言われます。悲しいと思う一方で、それだけ大変に見えているのだと思います。
私も過去何度もこんな仕事もう無理だと思いながらもまだ店長職を続けています。いったいなんでだろうか!?
他にやりたい事がない、もうこの年齢から他のことはできないからなどなど本当の理由はなんなんだろうと思う事もあります。
正直、楽しいなぁ~というよりも大変だなぁ~と思うことの方が圧倒的に多い仕事です。
お客様は、決していい人ばかりでなくもう来なくていいと思うような人も多いですしそんな人にも笑顔で接しないといけない。
アルバイトスタッフも同じでいい子ばかりでなく、言うことはきかない、サボる、店のものを勝手に食べるようなアルバイトスタッフも正直いる。
あと労働時間も長いし、休みをなかなか取りにくい。
若い人が、こんな仕事に魅力なんて感じないのは当然の事かもしれない。
アルバイトスタッフが思う理想の店長になるには簡単な内容ですが現場の激務の中で実施していく事は、正直大変なことです。どんなに忙しくて気持ちに余裕がない時もいい店長をお店では演じ続けないといけないことも多い。
こんな大変な店長の仕事だけどいいところもあります。
今日は、私が思う『店長の仕事のいい所』について綺麗事なしの本音で書いていきたいと思います。
いろいろな仕事があるなかで私は、店長の仕事をしています。
特に自分がオーナーをしている店舗でもないのでお店の利益をたくさん出したからといって還元されるわけでもない。(当然、ボーナスなどで多少が還元されるだろう)
チェーン店などの雇われ店長とはそういうものだと思います。
他の仕事に比べて決して待遇がいいわけでもないし、楽な仕事でもない。
では、なぜこんな仕事を続けているのだろうか?
☆私が個人的に思う店長の仕事のいいところ☆
①自分で採用から育成まですべてできる。
自分の育てたい人、働きたい人を中心にしてチームを作ることができる。
②自己責任でなんでもできる。
これは会社にもよるがきちんと数値管理ができていれば自分の好きなようにお店を変えることができる。
③休みを自由に決める事ができる。
人さえいれば土日祝、お盆、年末年始でも休める。
④上司が、毎日いるわけではないので気楽にできる。
月1、2回上司がくる以外は、自分のペースで仕事ができる。
⑤労働時間も自分で調整できる。
人さえいれば1日8時間できちんと帰る事ができる。
あまりポジティブな内容ではないが私が思う店長職のメリットです。
自分で立てた目標を達成し、結果を残せているのが大前提にはなりますが、人がいて、売れてさえいれば、好き勝手できるのが店長の仕事いいところだと思います。
8月は、私はあまり体調も良くなかったので正直あまり店舗で働きませんでした。
それが可能だったのは、店長がいなくてもお店をきちんと運営できるだけのアルバイトスタッフがいたからです。店長が汗流しながら現場で働く事は大切ですが、注文きいたり、料理を提供したらアルバイトスタッフができる仕事は、まかせて店長は、店長の仕事をするのが本来の仕事です。
9月からは、私の仕事のスタイルも変えていこうと思っています。今までは、熱い気持ちで目標を気合いと根性でなにがなんでも達成させようと頑張りすぎていたように思います。こういうスタイルに共感はする人は多いかもしれませんが、こんな人をみてこの仕事をやりたいという気持ちにはなかなかならないように思う。
サービス業でもきちんとした労働環境で働けるだという所もみせていける店長にもなっていきたいと思います。
たまに店長の過労死なんていう暗いニュースを目にすることがありますが、人さえいれば店長が、死ぬほど働く必要はありません。
店長は、利益を出すのが仕事ですが自分の命を削ってまで仕事する必要はありません。
人件費を使いすぎだと怒られるぐらいです。謝りながら怒られるのを我慢すればいいです。
自分が経営している店舗ではないのでここは割り切って雇われ店長なんだからと思えばいいです。
1日、14,5時間とか長時間働く必要はありません。
飲食店の店長職が、もって魅力的でなりたいような仕事にするためにも労働環境の改善は進めていかないといけないことだと思います。
この店長あまり仕事してないなぁっていい意味でアルバイトスタッフが思うような働き方に変えていけたらと思っています。
難易度は高いですがこれから私は実践していきたいと思います。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた!!