こんにちは、はんたんです!!
店長が、適正にお店を運営していく為には、店長の代わりとなる右腕の存在が必要です。
飲食店では特に店長1名のみが社員という事も多いです。なのでパート・アルバイトのリーダー育成はマストです。
今日は、『パート・アルバイトでも店長代行者は務まる』について書いていきます。
パート・アルバイトでも店長代行者は務まります
店長代行者は必ずしも社員でなければならないということありません。条件さえ満たしていれば、パート・アルバイトでもかまわないです。
人を指揮するのにふさわしい年齢ということから考えれば、主婦のパートタイマーは有望な候補者といえます。40~50代で子育ての経験のある主婦なら、若い人たちの気持ちをつかむのがうまいし、一般的にいって、若い人たちよりもはらかに責任感も強い。お店のコンセプトにもよるが、一般にお客様のほうも、人生のキャリアのある主婦が責任者とわかったほうが、なんとなく安心するものです。
パートタイマーはいうまでもなく、勤務時間が短い。しかし、少なくとも昼のピーク時間帯の勤務は可能です。その意味でも、昼間は学校がある学生アルバイトよりも戦力として計算しやすい。
パートタイマーで代行者が務まるのか、と思う人もいるだろう。しかし、これは可能です。そもそも店長代行者といっても、何から何まですべての店長業務を任せるということではない。
たとえば、ワークスケジュールづくりや客数予測などは、絶対に代行者に任せるわけにはいかない。つまり、代行できる仕事を代行させればいいのです。だからこそ、店長は自分の仕事を分解して、その範囲と内容を明確にしておかなければならないのです。現にパートタイマーが、店長代行者を務めているお店はある、社員数が足りないということもあってそういうケースは多いです。
責任の明確化が必要
ただ、代行者として教育・訓練をおろそかにして、立場上でだけ代行者としているケースが少なくない。お店の運営上も大問題だが、そのことによって優秀なパートタイマーが辞めてしまうことも大きな問題です。管理業務について何も教えられないまま代行者を努めさせるため、その負担に耐え切れなくなってしまうのです。
こういうケースは第一に、会社の仕組みとして店長代行制が確立していないことがあるのだが、店長自身が、代行者をつくるとはどういうことなのかについて、よくわかっていないことも多い。そして、結局は自分で自分を窮地に追い込んでいるのです。、
なお、店長代行制を導入するには、店長と代行者との間の責任関係を明確にしておくことが肝心だ。権限の委任の原則について知っておくということです。
権限には必ず、責任がついてくる。では、ある権限を部下=代行者に委任したとすれば、その責任は委任された部下が負うことになるのかというと、それは違う。なぜなら、店長には部下に対する監督責任があるからです。部下=代行者に権限を委任したあとでも、この監督責任は残るのである。
したがって店長は、代行者が何か失敗したときは、その責任をとらなければならない。代行者に責任を転嫁するような店長のもとでは、本当に仕事を任せられる代行者は育たないし、また、そういう店長は経営者や上司の信頼を失うことになる、このことをしっかりと認識しておく必要がある。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた!!