「あの人、目が笑っていないよね」
これは文字通りの意味です。
本当に嬉しい気持ちで笑っているときには、目の周りの眼輪筋という頬から口にかけての大頬骨筋だけが動いて、眼輪筋は動かないことが多いそうです。
だから、作り笑顔とは、文字通り「目が笑っていない」笑顔ということになります。
目が笑っていない人と話をしているとどんな気分になりますか?
冷たい感じ?怖い感じ?それとも気味が悪い感じでしょうか??
店長ならなんだかこの人余裕がないなっていう印象を持たれてしまうと思います。
リーダーには深く、優しい笑顔が求められます!!
【余裕の表情に人の心は動かされる】
眼輪筋、つまり「目が笑う」ための筋肉は意識的に動かそうとしてもなかなか難しい。
やってみるとわかりますが、目も笑っているつもりでも実際にはあまり動かないです。
では、どうすれば眼輪筋を「笑わせる」ことができるのでしょうか。
たとえば、心臓の筋肉は意識的に動かすことはできませんが、怖いことや緊張することを想像するとドキドキしてきますよね。
つまり、心の中に描くイメージによって意識で動かない筋肉も間接的に操作することができます。
だから、眼輪筋を「笑わせる」には「愛する人」「大好きなもの」のことを心に描いて笑えばいいです。
店長をしているとおそらくイライラさせるスタッフがきっといると思います
その人の顔を見るだけでうんざりした気分になると思います。
あなたが、「スタッフは褒めて育てよう、笑顔で優しく指導しよう」と思っても笑顔が作り物では相手の潜在意識はそれを感じてしまいます。
結果、そのスタッフは、決してあなたの期待に応えようとはしないでしょう。
だから、そんなスタッフと接する時は、まず自分が「愛する人」「大好きなもの」のことを考えます。恋人でもいいし、子供でもいいし、ペットでもいいです。
そして、それを心に描いたまま、スタッフに接すればいいです。
それだけで、眼輪筋が微笑み、オープンで自然な笑顔になっていきます。
【最後に】
お店には、いろいろなスタッフがいて、接客には向いていない人も正直います。
そんな人に「笑顔で仕事をすれば楽しいよ」というありきたりのことを言っても効果はあまりありません。
でも、めんどくさい、少し苦手な人と向き合った時、その人の後ろに「愛する人やペット」があなたに笑顔で手を振っているとイメージすることができれば、きっとそのスタッフの印象はがらりと変わるはずです。
こんなことと馬鹿にしないで是非やってみてください。必ず、相手の反応にも変化がでてきます!!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは、また明日!!