おはようございます。
最近、すっかり野村克也さんの著書にハマっているはんたんです。@hantan2020
野村流の人の育て方
「足りないものを気付かせる」
には、とても感銘を受けました。
今日は、野村流の人材育成術についてご紹介していきたいと思います。
人を育てるうえで大切な「とは論」について
野村再生工場の最高傑作といえば、山崎武司選手です。
中日ドラゴンズ時代28歳でホームラン王その後活躍ができずに戦力外通告を受けて2005年37歳で楽天に入団 した選手です。
野村監督が、練習で誰よりもボールを飛ばしているが、成績が低迷している山崎選手に話かけました。
野村監督:何を考えて打席に立っているだ。
山崎選手:何も考えていません。
何も考えずにあれだけの結果を残してきたのはすごいことですよね。
野村監督は「とは」が大切だと言っています。
「~とは」と考えなさい!!と育成していくのです。
「~とは」がない選手への指導方法について
「君にとって野球とはなんだ?」「バッティングとはなんだ?」と問うてみたが彼は全く答えることができなかった。聞いてみるとこれまで20年を超える野球人生のなかで一度も考えてバッターボックスに立っていないというではないか。
お前もキャッチー出身じゃないか、相手の立場になって考えてみろ。
お前をバッターボックスに迎えて、相手はホームランを打たれたくないのだからインコースで勝負してくれる確率は低いだろう。
ならインコースばかりマークしないで相手の立場になって備えというものをしなさい。
バッティングは、「備え」で結果は8割決まるものだ!!
こういう選手には本質的な質問を投げかけ、仕事に対する深い理解へと導くことが重要なのだろう。
最後に
自分を変えてくれるような上司に必ず出会えるわけではない。だからといって自分の求めていないような上司とも仕事をしていかないといけないのが現実だろう。そんな時不平不満ばかり言って腐っていくのはもったいない。
ある程度、自分でいかなる状況でも乗り越えていく力は必要だと思います。
この世の中でおこる問題は、一見すべてが自分の外で起きているようですがその解決は自分の心の中でしか図ることはできない。
すなわち問題に対する自分自身の考え方や捉え方を変えることでしかその解決を図ることはできない。
この時期にこのような問題が起こることで自分はいったい何を学べばいいのだろうかと自分自身に問いかける必要があるように思います。
そして問題に対する自分自身の捉え方が正しく変わったとき問題は自然消滅的に消えていくのだと思います。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた!!